いつもお世話になっております。中央区銀座で創業40年！古美術すみのあとです。今回は経本の買取りのご案内です。

新宿区は千代田区、中央区、港区、渋谷区、中野区、豊島区、文京区に隣接しております。新宿区は文化、歴史もあり新宿区の中心に位置する花園神社は、江戸時代から続く歴史ある神社で、地域の人々にとって重要な存在です。毎年行われる「酉の市」は、多くの人々を引き寄せます。また新宿区の東側に位置する神楽坂は、古くからの伝統的な町並みが残る場所です。江戸時代には、花街として栄え、現在でも和風の雰囲気が漂い、芸者文化も継承されています。高級料亭や日本家屋の風景が魅力です

このような文化、歴史のある町からは経本、経典、お経のような仏教美術や骨董品も出現することが間々あります。一見雑多なイメージですが新宿は江戸時代から続く歴史ある神社多いところが魅力の一つです。

今回買取させていだきました仏教美術は経本です。経本は仏教の教えを記した書物で、特に仏教の経典を編纂したものを指します。仏教の経典は、釈迦（シャカ、ブッダ）の教えを基に編纂されたものです。釈迦の死後、その教えは口伝で伝えられ、やがて弟子たちによってまとめられました。これらの教えは「経」（Sutra）、「律」（Vinaya）、「論」（Abhidharma）という三蔵（Tipitaka）に整理されました。その後仏教はインドから中国を経て日本に伝来しました。インドでは、経典は最初、パーリ語やサンスクリット語で書かれました。これらは後に中国語に翻訳され、「大蔵経」として集大成されます。日本には、飛鳥時代に仏教が公式に導入され、その教えを広めるために経典が輸入されました。また奈良時代（710-794年）には、仏教が国の保護を受け、経本の製作が本格化しました。特に有名なのが「百万塔陀羅尼（ひゃくまんとうだらに）」です。これは、称徳天皇が仏教を信仰し、疫病退散を祈願して作成されたものです。奈良の東大寺の大仏建立も、仏教経典とその信仰の力によるものです。

平安時代（794-1185年）には、経本の書写が盛んになりました。特に「写経」が宗教的な修行として行われ、多くの僧侶や貴族が写経に携わりました。美しい字で書かれた経本は、信仰の対象であり、美術品としても高い評価を受けていました。この時期、天皇や貴族が経典を書写することが盛んになり、「国宝」や「重要文化財」として現在に伝わる多くの写経も、この時代に書かれました

この時代の経本や経典が存在すれば50万以上の高価買取が臨めます。今回買取させていうただきました経本は江戸時代の版木ですので買取価格は20000円とさせていただきましたが写本、や時代のある経本、経典ですとさらなる高価買取が臨めます。

しかしながら一般に目にする経本は江戸時代以降が多いです。江戸時代（1603-1868年）には、木版印刷技術が発達し、経本の大量生産が可能になりました。これにより、一般の庶民にも経本が手に届くようになり、家庭に仏教経典が置かれることも増えました。特に『法華経』や『阿弥陀経』といった浄土宗や日蓮宗の経典が広まりました。

経本（経典）は仏教徒だけでなく熱心なコレクターが多いジャンルでもあります、時代があれば高価買取が臨めます。

この度は貴重な経本をありがとうございました。

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銀座古美術すみのあとでは、今回の経本のような仏教美術のほか、骨董品、掛け軸、中国書画、戦前絵葉書、古写真、仏教美術、工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。

業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。

お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった！」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。

もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。

品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。

今回は東京都港区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。

お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。

訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。

また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。

宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。

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