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2022.12.21
  • 東京都港区

能面 女性モチーフ 長澤氏春 能面高額買取 骨董|東京都港区

買取金額

200,000円(税込)

住 所
東京都港区
買取方法
出張買取
店主からのコメント

店主からのコメント

今回は東京都港区より、出張買取でお取引させていただいた、長澤氏春による女性モチーフの能面のご紹介です。

ご依頼主は会社を経営されているとのことで、付き合いがあり、この能面を購入したとのこと。

長年大切に保管していましたが、飾る場所なども無いため、手放したいとご相談をいただきました。

 

能面は約200種類ありますが、その中で特に難しいのが女面です。

そのため、希少価値が高く、高額な値段で取引されています。

また、こちらのお品物は、作家物であること、外箱がついており、状態も非常に良かったため、高額買取でお取引させていただきました。古美術すみのあとでは、お取引の際に、買取金額にご納得いただけるように、金額に至った理由を詳しく説明させていただいておりますので、ご安心ください。

 

能面として有名な作家は何と言っても長澤氏春(ながさわうじはる)です。

日本能面界で唯一、無形文化財選定保存技術保持者として知られています。

 

本名は長澤金子郎(きんしろう)といい、大正元年12月21日、京都市等持院北町(とうじいんきたまち)に父喜太郎と母たねの間に次男として生を受けました。

長澤家は由緒ある植木職人であり、代々京都御所「檜皮屋(ひわだや)」という屋号の名字帯刀を許された職人の家でした。

そのため、裕福な家庭環境に育ち、金子郎は幼い頃から洋装で小学校に通っていましたが、当時はまだ和装が主流だったたけ、友達ができず、一人で森の中で一日中遊ぶという幼少期を過ごしました。

父親が事業に失敗し、父が遠い親戚にあたる面打師橘清伍(たちばなせいご)師のところへ連れていく。

橘氏は当時京都では、ただ一人の本職の面打師でした。

そんな橘氏の元、仕事を手伝っていたのですが、持ち前の手先の器用さがあったためか、すぐに仕事を覚え1年たらずで独立しました。

 

その後、昭和16年に太平洋戦争がおき、戦中・戦後は面が売れず、食べて行くのも大変で大工や仏師、麻雀牌を彫るなど、様々な商いを行い、耐え凌ぎました。

40歳頃から面の創作を専業にでき、昭和54年、面打師としては初めて「無形文化財選定保存技術保持者」に認定され、さらに昭和58年に「勲五等瑞宝章」を受章しました。

今でも演者やコレクターに人気があり、高いものだと200万円前後で取引されているも作品もあります。

 

当店では、作品の背景や、現在の価値なども含めて、ご説明し、買取金額を提示させていただいておりますので、安心しておまかせいただければと思います。

家にこのような浮世絵を始めとする骨董品や中国美術や中国書画などが眠っている方は、ぜひ専門の当社にご相談ください。

 

当社は他にも遺品整理、終活、蒐集品の売却など幅広く対応しております。御自宅に眠っている価値の分からない能面や中国美術などの陶磁器がございましたらお電話でもメールでもお気軽にご相談ください。

 

 

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