買取専門 古美術の「すみのあと」です。

大阪府大阪市より買取させて頂きました、日本製の鉄瓶（てつびん）のご案内です。

大阪は、古来からあらゆる地方から人が集まってくる場所でした。 交通量の多い瀬戸内海と、内陸から大阪湾に向かって流れる川が合流する地点にあるため、経済の中心地として発展し、アジア全域からの貿易商や旅人を迎える日本の玄関となっていました。そのため、多くの商人が交流した歴史として重要な商業地域として有名です。 徳川家が実権を握り、政治の中心は江戸（東京）へ移りましたが、大阪は、「天下の台所」として全国の経済や物流を取り仕切る場所として重要な役割を果たしており、食物、米を含む重要な品物の売買が大阪の地で頻繁に行なわれていました。こういった歴史から大阪は文化度が高く、骨董品も多いため、よく買取依頼で呼んでいただけます。

今回、そういった土地の大阪府大阪市のお客様から日本製の鉄瓶（てつびん）の買取依頼を頂き、出張買取にお伺いいたしました。

鉄瓶とは日本の伝統的な工芸品であり、やかんの様な形をした鉄製の湯沸かし器です。 元々は茶道具の1つでしたが、次第に一般の家庭でも使われるようになりました。 また、贈答品としてもよく使われていました。 近年中国からの需要が高まり鉄瓶（てつびん）の買取価格が高騰しております。 ただし、どれでも買い取れるというわけではなく、著名な作家によるものや、素材や装飾が優れているものといった条件はございます。

高価買取のポイントとして、以下の内容を説明させていただきました。

・著名な工房である

・鉄瓶作家の作品

・装飾が優れている

・状態が良い（ひび割れなどがない）

例えば、著名な工房は「龍文堂」「亀文堂」「金寿堂」「龍文堂」など。 鉄瓶作家であれば「安之助（やすのすけ）」「波多野正平（はたのしょうへい）」などの作品は高価買取が可能です。

当店では、作品の背景や、現在の価値なども含めて、ご説明し、買取金額を提示させていただいておりますので、安心しておまかせいただければと思います。 家にこのような中国の書道具や骨董品が眠っている方は、ぜひ専門の当社にご相談ください。 当社は他にも遺品整理、終活、蒐集品の売却など幅広く対応しております。御自宅に眠っている価値の分からない朝鮮美術や中国美術などの陶磁器がございましたらお電話でもメールでもお気軽にご相談ください。

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