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2024.03.13
  • 茶道具
  • 骨董品
  • 東京都中野区

食籠(茶道具)の買取り|中野区・鷺ノ宮駅

買取金額

80,000円(税込)

買取品目
骨董品
住 所
東京都中野区
買取方法
出張買取
店主からのコメント

店主からのコメント

本日は中野区鷺宮にあります西武新宿線・鷺ノ宮駅周辺にお住いのお客様宅に茶道具の出張査定と買取りにお伺いして参りました。

茶道をされていた御祖母様がお亡くなりになり遺品整理としてご相談を受けて、この度は大切にしてこられた茶道具を買取りという形でお譲りいただきました。

茶道具には茶碗や茶釜、茶入、茶杓など数多くの種類がございますが今回ご紹介します茶道具はそういった良く知られている茶道具ではない茶道具と言ってもよろしいかもしれません。

 

この茶道具は「食籠」(じきろう)と呼ばれております。食篭とも喰籠とも書かれることがございますが今回は食籠で統一させていただきます。

食籠は主菓子(おもがし)を客の数だけ盛り込んで出すための蓋つきの器になります。もともとは食物をいれる蓋つきで身の深い容器のことを指し、室町時代に書かれた美術書『君台観左右帳記』には書院の棚飾りとしても用いられたとの記載がございます。のちに茶人や数寄人に好まれ菓子を入れる容器として転用されるようになりました。

形状は円形や四角、六角、八角、輪花形など、漆器や竹で編んだものや陶磁器など様々ですが漆器の食籠は炉の時期に使用され、陶磁器の食籠は風炉の時期に使用されるのが一般的です。

 

主菓子(おもがし)とは濃茶をより美味しくいただくためのもので、お茶を飲む前にいただくのが一般的です。季節により花見団子や月見団子、水羊羹、粽(ちまき)に水無月などの生菓子が用いられ目でも楽しめる工夫がされております。

甘い和菓子を食べて抹茶を飲む、とてもシンプルな所作ではありますがそのシンプルさにこそ最も安らげる時を感じられるのではないでしょうか。

 

ご依頼者様宅にはお茶室があり、御祖母様は亭主としてお客様を招きおもてなしされていたそうです。この食籠は江戸期に作られたものと推測致しました。気品があり無駄のない形はまさに絶品です。

大変な名品を買取りさせていただき誠にありがとうございました。次の方とのご縁があるまで責任をもってお預りさせていただきます。

 

 

「銀座古美術すみのあと」では茶道具の買取りを強化しております。

使わなくなった茶碗や茶釜、茶入、茶杓などの茶道具はございませんでしょうか。

またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。

 

当店では、作品の背景や、現在の価値なども含めて、ご説明し、買取金額を提示させていただいておりますので、安心しておまかせいただければと思います。 家にこのような中国の書道具や骨董品が眠っている方は、ぜひ専門の当社にご相談ください。 当社は他にも遺品整理、終活、蒐集品の売却など幅広く対応しております。御自宅に眠っている価値の分からない朝鮮美術や中国美術などの陶磁器がございましたらお電話でもメールでもお気軽にご相談ください。

 

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