2023.08.29 中国美術骨董品煎茶道具 長野県安曇野市 獅子型香炉の買取 煎茶道具 中国美術｜長野県安曇野市 買取金額 60,000円（税込） 買取品目 煎茶道具 住 所 長野県安曇野市 買取方法 出張買取 店主からのコメント 今回は長野県安曇野市にて、獅子をモチーフにした香炉の買取をさせていただいたので、ご紹介いたします。 安曇野市は長野県の中部にある都市で、北アルプスの山々から湧き出た清流（梓川・黒沢川・烏川・中房川・乳川・穂高川・高瀬川等）によってできた複合扇状地です。 水が綺麗なことで知られていて、ワサビの栽培で有名です。 観光地・別荘地として名高く、多くの人が県内外から訪れます。都会からの移住者の多い土地でもあります。 また、多くの美術館や資料館があり、美術館めぐりに訪れる観光客も多いです。江戸時代や明治時代の歴史的な建造物が多く残っているのも特徴です。 例えば穂高神社は、創建がいつなのかは分かりませんが、文献の初見は859年まで遡ります。 他にも安曇野市や近隣の地区には、「本陣 等々力家 庭園」「旧中村家住宅」など、古い時代の建物が保存・復元されており、伝統的な建築様式や美しい装飾を見ることができます。 このように文化や歴史の街であることから、骨董品が多く眠る街でもあり、買取などでよくお声のかかる地域でもあります。 そんな安曇野市で今回買取をさせていただいたのは、獅子をモチーフにした香炉です。 香炉とはお香を焚くために使う器のことで、煎茶道具や香道具、仏具として扱われることもあります。仏教とともに日本にも広がり、様々な種類のものがありますが、今回のような獅子のモチーフは中国人に、特に人気があります。 獅子はライオンの和名ですが、古くから伝わる獅子は、霊獣としての意味合いが大きくなります。 ライオンの強さや剛健さは、世界中に広まっており、さまざまな地域で、ライオン（獅子）を描いたと考えられる壁画が見つかっています。 古代インドでは、王権の象徴とされており、釈迦が重要な説法をするときには獅子の背に座ったといわれていて、獅子をかたどった仏像の台座「獅子座」が作られました。 中国に生け捕りにされたライオンがやってきたのは紀元前2世紀ごろ。シルクロード交易によってもたらされたと考えられています。仏教が伝来するとともに獅子像も広がっていきました。 『漢書』には虎や豹まで食いつくすと書かれていることから、強さの象徴になったと考えられます。 獅子は実在のライオンから生まれた言葉ではありますが、当時はライオンの実物を見たことがない人が多かったこともあり、百獣の王というイメージから創作され、その姿は実在の姿とは乖離し、どちらかというと、大きな犬のような姿で描かれています。 日本の狛犬やシーサーなども、獅子をイメージしたものです。 獅子型の香炉は、古くから東アジアの文化において重要な役割を果たしてきました。 中国には獅子舞や獅子頭など、獅子に関連する伝統的な行事や芸能があります。日本にも伝わっている文化なので、馴染み深く感じられる方も多いのではないでしょうか。 獅子型の香炉は、このような文化的な背景に基づいて制作され、その歴史や伝統を感じることができます。 獅子型香炉には、金や銀、宝石、琺瑯などの豪華な装飾が施されることがあります。これにより、香炉全体がより輝きを放ち、高貴な印象を与えます。 今回、買取させていただいたお品は、獅子の頭が蓋になっており、大変ユニークで、使っていても楽しいお品物です。 丁寧に査定させていただき、60,000円で買取させていただきました。 この香炉は焼き物ですが、現代ものではなく戦前のお品です。時代のあるお品であることや、獅子のモチーフは人気があることから、今回の査定金額となりました。 今回の獅子型の香炉のような歴史のあるお品物を売りたいとお考えの方は、ぜひ一度、古美術すみのあとまでお問い合わせください。 銀座古美術すみのあとでは、今回のような骨董品のほか、中国書画・中国美術・仏像・現代絵画・工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 お手持ちのお品に、どれくらいの価値があるのか分からないという方がいらっしゃったら、業界実績40年の確かな目利きで査定させていただきますので、お気軽にご連絡ください。 特に、骨董品をはじめて売りたいと考えている場合、不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様の大切なお品を査定させていただくのですから、作品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいております。 「すみのあとに相談して良かった！」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してお任せください。 無料査定は1点から受け付けております。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、ご相談ください。 また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配での買取も受け付けています。着払いで送っていただいて結構ですが、宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。 ご自宅にある古いお品を処分したいとお考えの方は、ぜひ古美術すみのあとまでご一報ください。 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部（桃李会 集芳会 桃椀会 所属） ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9:00～20:00 ■定休日 水曜・木曜
店主からのコメント
今回は長野県安曇野市にて、獅子をモチーフにした香炉の買取をさせていただいたので、ご紹介いたします。
安曇野市は長野県の中部にある都市で、北アルプスの山々から湧き出た清流（梓川・黒沢川・烏川・中房川・乳川・穂高川・高瀬川等）によってできた複合扇状地です。
水が綺麗なことで知られていて、ワサビの栽培で有名です。
観光地・別荘地として名高く、多くの人が県内外から訪れます。都会からの移住者の多い土地でもあります。
また、多くの美術館や資料館があり、美術館めぐりに訪れる観光客も多いです。江戸時代や明治時代の歴史的な建造物が多く残っているのも特徴です。
例えば穂高神社は、創建がいつなのかは分かりませんが、文献の初見は859年まで遡ります。
他にも安曇野市や近隣の地区には、「本陣 等々力家 庭園」「旧中村家住宅」など、古い時代の建物が保存・復元されており、伝統的な建築様式や美しい装飾を見ることができます。
このように文化や歴史の街であることから、骨董品が多く眠る街でもあり、買取などでよくお声のかかる地域でもあります。
そんな安曇野市で今回買取をさせていただいたのは、獅子をモチーフにした香炉です。
香炉とはお香を焚くために使う器のことで、煎茶道具や香道具、仏具として扱われることもあります。仏教とともに日本にも広がり、様々な種類のものがありますが、今回のような獅子のモチーフは中国人に、特に人気があります。
獅子はライオンの和名ですが、古くから伝わる獅子は、霊獣としての意味合いが大きくなります。
ライオンの強さや剛健さは、世界中に広まっており、さまざまな地域で、ライオン（獅子）を描いたと考えられる壁画が見つかっています。
古代インドでは、王権の象徴とされており、釈迦が重要な説法をするときには獅子の背に座ったといわれていて、獅子をかたどった仏像の台座「獅子座」が作られました。
中国に生け捕りにされたライオンがやってきたのは紀元前2世紀ごろ。シルクロード交易によってもたらされたと考えられています。仏教が伝来するとともに獅子像も広がっていきました。
『漢書』には虎や豹まで食いつくすと書かれていることから、強さの象徴になったと考えられます。
獅子は実在のライオンから生まれた言葉ではありますが、当時はライオンの実物を見たことがない人が多かったこともあり、百獣の王というイメージから創作され、その姿は実在の姿とは乖離し、どちらかというと、大きな犬のような姿で描かれています。
日本の狛犬やシーサーなども、獅子をイメージしたものです。
獅子型の香炉は、古くから東アジアの文化において重要な役割を果たしてきました。
中国には獅子舞や獅子頭など、獅子に関連する伝統的な行事や芸能があります。日本にも伝わっている文化なので、馴染み深く感じられる方も多いのではないでしょうか。
獅子型の香炉は、このような文化的な背景に基づいて制作され、その歴史や伝統を感じることができます。
獅子型香炉には、金や銀、宝石、琺瑯などの豪華な装飾が施されることがあります。これにより、香炉全体がより輝きを放ち、高貴な印象を与えます。
今回、買取させていただいたお品は、獅子の頭が蓋になっており、大変ユニークで、使っていても楽しいお品物です。
丁寧に査定させていただき、60,000円で買取させていただきました。
この香炉は焼き物ですが、現代ものではなく戦前のお品です。時代のあるお品であることや、獅子のモチーフは人気があることから、今回の査定金額となりました。
今回の獅子型の香炉のような歴史のあるお品物を売りたいとお考えの方は、ぜひ一度、古美術すみのあとまでお問い合わせください。
銀座古美術すみのあとでは、今回のような骨董品のほか、中国書画・中国美術・仏像・現代絵画・工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。
お手持ちのお品に、どれくらいの価値があるのか分からないという方がいらっしゃったら、業界実績40年の確かな目利きで査定させていただきますので、お気軽にご連絡ください。
特に、骨董品をはじめて売りたいと考えている場合、不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様の大切なお品を査定させていただくのですから、作品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいております。
「すみのあとに相談して良かった！」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してお任せください。
無料査定は1点から受け付けております。
品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。
無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、ご相談ください。
また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配での買取も受け付けています。着払いで送っていただいて結構ですが、宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。
ご自宅にある古いお品を処分したいとお考えの方は、ぜひ古美術すみのあとまでご一報ください。
骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取
東京美術倶楽部（桃李会 集芳会 桃椀会 所属）
■電話
■住所
【銀座本店】〒104-0061東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F
【京都営業所】〒612-0033京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。
■営業時間
9:00～20:00
■定休日
水曜・木曜