買取実績
2024.04.19
  • 古写真・戦前絵はがき

古写真の買取 ガラス湿板 内田九一撮影

買取金額

150,000円(税込)

買取品目
古写真・戦前絵はがき
買取方法
出張買取
店主からのコメント

店主からのコメント

いつもお世話になっております。中央区銀座で創業40年!古美術すみのあとです。

本日は世田谷区で古写真の買取をしてきました。世田谷区は北は渋谷区、中野区、杉並区、東は目黒区、南は大田区、神奈川県川崎市、西は狛江市、調布市に隣接しており世田谷区は買取しています骨董古写真界隈とも縁が深く歴史的な寺院や神社が多く存在します。有名なものとしては、豪徳寺(招き猫の発祥地としても知られています)、松陰神社(幕末の思想家・吉田松陰を祀る神社)などがあり、江戸時代からの歴史的な文化が息づいています。もともとは農村でしたが近代化に伴いくの文化施設やアート関連施設が存在するようになります。たとえば、世田谷美術館は現代アートや近代美術の展示で有名です。また、世田谷文学館は日本文学の研究・展示を行う重要な文化施設です。また伝統行事のイベントも多く地元の伝統行事や祭りが定期的に行われています。例えば、「世田谷ボロ市」は400年以上続く歴史あるマーケットで、古くからの商業活動が根付いています。また、盆踊りや神社の祭りなど、地域コミュニティが大切にしている行事が多く、世田谷区の住民文化を形作っています。

そういった世田谷区から買取、査定の対象となりました骨董品は古写真です。

古写真は幕末ごろに発生しますが海外では19世紀初頭にまで遡ります。主な発明者として、フランスのジョセフ・ニセフォール・ニエプスとルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが挙げられます。ニエプスは1826年に、世界で初めて現存する写真を作成しましたが、これは「ヘリオグラフィー」と呼ばれる技術を使っており、感光材料に塗られた版を使用していました。

1839年、ダゲールが発表した「ダゲレオタイプ」が実用的な写真技術として広まりました。これは銀メッキされた銅板を感光材料として使用し、当時の最も人気のある写真技法となりました。其の後日本に写真が伝わったのは、幕末期の1850年代です。最初に日本で撮影された写真は、江戸時代後期にオランダ商館医師として来日したフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトによってもたらされたとされています。その後、横浜などで外国人による写真スタジオが設立され、日本の風景や人々が撮影されました。これらの写真は、当時の日本の文化や生活を西洋に伝える重要な役割を果たしました。幕末~明治期の写真家では上野彦馬、内田九一などが著名です。写真技師の名前が入った共箱の古写真であれば買取価格は5万~15万前後の高価買取が臨めます。

日本での古写真の泰斗は上野彦馬でしょう、家庭環境によって幼いころからオランダ語を使えるほどの秀才であり長崎に日本初の写真館「上野撮影局」を設立しました。この写真館は、日本で最も古い職業写真館の一つとして知られ、彦馬はここで多くの肖像写真や風景写真を撮影しました。特に、彼の写真技術は当時の日本では非常に先進的であり、国内外から高い評価を受けました。

 

また古写真は単に技術的な成果だけでなく、文化的・歴史的にも非常に重要な役割を果たしています。19世紀後半から20世紀初頭にかけての古写真は、当時の人々の生活、建築物、風景、服装など、歴史的な記録として貴重です。また、時代背景や撮影者の意図を考察する上でも、古写真は重要な資料となっています。

たとえば、戦前の日本の都市や田園風景を写した古写真は、現在では失われた風景や文化を知る手がかりとなり、歴史学者や研究者、そして一般の人々にも人気があります。さらに、家族写真や肖像写真は、当時の人々の生活様式やファッションを理解するための視覚的な資料となっています。そういった意味では古写真や戦前絵葉書には当時の状況をうかがい知る資料的価値としての側面も強く戦争前の広島など失われた風景が残っている古写真、戦前絵葉書は高価買取が臨めます。

しかしながら古写真は非常にデリケートな素材で作られており、劣化が進むことが多いです。そのため、現代ではこれらの古写真を保存・修復するための技術が発展しています。古写真のデジタル化や修復作業を通じて、貴重な歴史的資料が後世に伝えられています。現在ではAI技術などにより往時の古写真や戦前絵葉書がカラー化されたり動画化されるなど大変興味深い技術も発展しており、我々の目を楽しませてくれますが残っている古写真、戦前絵葉書があればこそ、なので骨董品はやはり文化をつなぐものとして大切にしていきたいと思います。

この度は貴重な古写真をありがとうございました。

 

世田谷区周辺では世田谷区(池尻・上馬・経堂・駒沢・桜・桜丘・三軒茶屋・下馬・世田谷、太子堂・弦巻・野沢・三宿・宮坂・若林・奥沢・尾山台・上野毛・上用賀・駒沢・駒沢公園・桜新町・新町・瀬田・玉川・玉川台・玉川田園調布・玉堤・等々力・中町・野毛・東玉川・深沢・用賀・宇奈根・大蔵・岡本・鎌田・喜多見・砧・砧公園・成城、祖師谷・千歳台・船橋・粕谷・上北沢・上祖師谷・北烏山・給田・八幡山・南烏山)、杉並区、渋谷区、目黒区、大田区、調布市、三鷹市、狛江市、神奈川県川崎市などにお住いのお客様は骨董や茶道具、古布、浮世絵・木版画、盆栽鉢、こけしなど出張査定・主張買取対応致します。

また東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県の関東圏に加え全国出張査定・出張買取も承りますのでお気軽にお問い合わせください。

 

銀座古美術「すみのあと」では古写真、戦前絵葉書の買取りを強化しております。

使わなくなった古写真、鶏卵紙、軍隊写真、ガラス湿板、古い写真はございませんでしょうか。

またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。

銀座古美術すみのあとでは、今回の古写真のような骨董品の他、戦前絵葉書、軍隊写真、掛け軸、中国書画、仏教美術、工芸品、香道具など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。

業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。

お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。

もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。

品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。

今回は東京都世田谷区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。

お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。

訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。

また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。

宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。

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