2025.01.13 浮世絵・錦絵 東京都目黒区 錦絵の買取り/浮世絵/東京都目黒区/新形三十六怪選/月岡芳年 買取金額 85,000円(税込) 買取品目 浮世絵・錦絵 住 所 東京都目黒区 買取方法 出張買取 店主からのコメント いつもお世話になっております。中央区銀座で創業40年!古美術すみのあとです。 東京都目黒区より錦絵の買取りのご案内です。 目黒区は、東京都の中でも独自の文化的価値を持つ地域で 伝統と歴史的価値として目黒不動尊(瀧泉寺) は目黒区の代表的な歴史的名所で、関東の「江戸五色不動」の一つです。徳川家とも関わりがあり、江戸時代から信仰を集めています。大鳥神社は目黒の酉の市で有名な神社で、商売繁盛の神として信仰され、地元の文化に根付いています。行人坂・権之助坂は江戸時代からの由緒ある坂で、江戸庶民の暮らしと関わる地形的文化が感じられる場所です。東京都庭園美術館は旧朝香宮邸を利用した美術館で、アール・デコ様式の建築としても貴重な文化財。美術と建築の融合が楽しめます。目黒寄生虫館は世界的にも珍しい寄生虫専門の博物館で、学術的価値が高く、独自の文化的魅力を持っています。目黒雅叙園は日本美術の粋を集めた装飾が施されたホテル・宴会施設で、「百段階段」は国の有形文化財にも指定されています。 こういった文化度の高い街からは骨董品や錦絵の買取り、査定も多く、よく呼んでいただける地域でもあります。 画像の錦絵は月岡芳年による新形三十六怪選の図です。新形三十六怪撰(しんけいさんじゅうろくかいせん)』は、月岡芳年(つきおかよしとし)によって描かれた全36枚からなる浮世絵シリーズ(妖怪画)で、1892年(明治25年)に制作されました。『新形三十六怪撰』は、伝統と革新の融合が随所にみられる錦絵で江戸時代の怪談や歴史的な伝承をもとにしながらも、明治時代の感覚を取り入れた新しい怪奇画です。西洋絵画の遠近法や陰影を取り入れ、リアリティのある表現を追求しており 人物の感情表現の巧みさも見られます。例えば、「おとろしに驚く女」では、頭上の妖怪「おとろし」に恐怖しながらも、どこか美しさを保つ女性の姿が印象的です。 月岡芳年は「血みどろ絵」とも称される残酷な場面を描くことでも知られていますが、このシリーズでは単なるホラーではなく、人物の心理描写に力を入れています。 多彩な怪異・伝承を題材にしている『新形三十六怪撰』は、古くからの日本の怪談・伝説を基にしていますが、幅広いテーマを扱っています。 江戸時代の妖怪画(鳥山石燕など)の影響を受けつつ、より写実的で劇的な構図を採用。恐怖におびえる表情、狂気に満ちたまなざし、悲哀を帯びた目元など、登場人物の心情が繊細に描かれています。 歴史上の人物の怪異譚を題材にした錦絵も多く高価買取が望めます。他には「平将門の亡霊」「崇徳院の怨霊」など、実在した人物の怪異を取り上げることで、歴史と幻想が交錯している図柄があります。 日本各地の民話・妖怪伝承としては「土蜘蛛」「がしゃどくろ」「おとろし」など、全国に伝わる妖怪を独自の解釈で描写しており、能や歌舞伎の演目からの引用もあり「鐘馗」「道成寺」など、日本の演劇文化とも深く関わります。また月岡芳年は、美人画の名手でもあり、怪異に巻き込まれる女性たちの姿を妖艶に描いています。例えば、「累ヶ淵(かさねがふち)」では、怨霊となった女性の姿を美しくも恐ろしく表現。「血と美のコントラスト」を巧みに描くことで、単なる怪奇画ではなく、芸術的な美しさを持つ作品群となっています。 明治時代は、西洋文化が急速に流入し、日本の伝統文化が変化する時代でした。『新形三十六怪撰』には、古き日本の伝説や風習を再確認しようとする意図が感じられます。 『新形三十六怪撰』は、単なる妖怪画ではなく、歴史・伝承・文学・演劇・美術・社会背景など、多様な要素を詰め込んだ傑作です。特に、以下のような点が魅力として挙げられます。 ✅ 江戸の怪奇文化を受け継ぎつつ、新たな視点で描かれた作品✅ 恐怖・美・哀しみが共存する人物描写✅ 伝説・歴史・文学・能・歌舞伎など、多彩な題材を使用✅ 近代化する日本に対する郷愁と伝統文化へのこだわり✅ 高度な浮世絵技術による、精緻で美しい仕上がり このシリーズは、明治時代の「最後の浮世絵師」とも呼ばれる月岡芳年の代表作の一つであり、今なお多くの美術ファンや妖怪好きに愛され続けています。 このたびは貴重な錦絵を買取させていただき有難うございました。 東京都目黒区では青葉台、大岡山、大橋、柿の木坂、上目黒、駒場、五本木、下目黒、自由が丘、洗足、平町、鷹番、中央町、中町、中根、中目黒、原町、東が丘、東山、碑文谷、三田、緑が丘、南、目黒、目黒本町、八雲、祐天寺などにお住まいの方には出張買取致します。 銀座古美術「すみのあと」では錦絵、浮世絵、版画の買取りを強化しております。 またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。 また今回の錦絵ような浮世絵のほか、骨董品、掛け軸、中国書画・仏教美術・工芸品、戦前絵葉書、瓢箪、煎茶道具など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。 お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。 もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 今回は東京都文京区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。 お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。 訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。 また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。 宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。 創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです ↓ 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属) ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033 京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 【長野営業所】〒398-0003 長野県大町市社6886-2 ※長野営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9時~20時(電話受付のみ。店舗営業時間は異なります) ■定休日 水曜・木曜 ※店頭買取(11時~16時)は毎月 第1・2日曜日のみ受付ております
明治時代は、西洋文化が急速に流入し、日本の伝統文化が変化する時代でした。『新形三十六怪撰』には、古き日本の伝説や風習を再確認しようとする意図が感じられます。 『新形三十六怪撰』は、単なる妖怪画ではなく、歴史・伝承・文学・演劇・美術・社会背景など、多様な要素を詰め込んだ傑作です。特に、以下のような点が魅力として挙げられます。 ✅ 江戸の怪奇文化を受け継ぎつつ、新たな視点で描かれた作品✅ 恐怖・美・哀しみが共存する人物描写✅ 伝説・歴史・文学・能・歌舞伎など、多彩な題材を使用✅ 近代化する日本に対する郷愁と伝統文化へのこだわり✅ 高度な浮世絵技術による、精緻で美しい仕上がり このシリーズは、明治時代の「最後の浮世絵師」とも呼ばれる月岡芳年の代表作の一つであり、今なお多くの美術ファンや妖怪好きに愛され続けています。 このたびは貴重な錦絵を買取させていただき有難うございました。 東京都目黒区では青葉台、大岡山、大橋、柿の木坂、上目黒、駒場、五本木、下目黒、自由が丘、洗足、平町、鷹番、中央町、中町、中根、中目黒、原町、東が丘、東山、碑文谷、三田、緑が丘、南、目黒、目黒本町、八雲、祐天寺などにお住まいの方には出張買取致します。 銀座古美術「すみのあと」では錦絵、浮世絵、版画の買取りを強化しております。 またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。 また今回の錦絵ような浮世絵のほか、骨董品、掛け軸、中国書画・仏教美術・工芸品、戦前絵葉書、瓢箪、煎茶道具など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。 お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。 もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 今回は東京都文京区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。 お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。 訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。 また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。 宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。 創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです ↓ 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属) ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033 京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 【長野営業所】〒398-0003 長野県大町市社6886-2 ※長野営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9時~20時(電話受付のみ。店舗営業時間は異なります) ■定休日 水曜・木曜 ※店頭買取(11時~16時)は毎月 第1・2日曜日のみ受付ております
店主からのコメント
いつもお世話になっております。中央区銀座で創業40年!古美術すみのあとです。
東京都目黒区より錦絵の買取りのご案内です。
目黒区は、東京都の中でも独自の文化的価値を持つ地域で 伝統と歴史的価値として目黒不動尊(瀧泉寺)
は目黒区の代表的な歴史的名所で、関東の「江戸五色不動」の一つです。徳川家とも関わりがあり、江戸時代から信仰を集めています。大鳥神社は目黒の酉の市で有名な神社で、商売繁盛の神として信仰され、地元の文化に根付いています。行人坂・権之助坂は江戸時代からの由緒ある坂で、江戸庶民の暮らしと関わる地形的文化が感じられる場所です。東京都庭園美術館は旧朝香宮邸を利用した美術館で、アール・デコ様式の建築としても貴重な文化財。美術と建築の融合が楽しめます。目黒寄生虫館は世界的にも珍しい寄生虫専門の博物館で、学術的価値が高く、独自の文化的魅力を持っています。目黒雅叙園は日本美術の粋を集めた装飾が施されたホテル・宴会施設で、「百段階段」は国の有形文化財にも指定されています。
月岡芳年は「血みどろ絵」とも称される残酷な場面を描くことでも知られていますが、このシリーズでは単なるホラーではなく、人物の心理描写に力を入れています。 多彩な怪異・伝承を題材にしている『新形三十六怪撰』は、古くからの日本の怪談・伝説を基にしていますが、幅広いテーマを扱っています。