2021.02.09 浮世絵・錦絵 三鷹市 錦絵の買取/三鷹市/月岡芳年/版画/橋本屋白糸之話 買取金額 32,000円(税込) 買取品目 浮世絵・錦絵 住 所 三鷹市 買取方法 出張買取 店主からのコメント 平素よりお世話になっております。創業40年、銀座すみのあとです。 東京都三鷹市より錦絵(浮世絵)の買取のご案内です。 画像の錦絵は月岡芳年による「橋本屋白糸之話」の図です。 月岡芳年(1839年4月30日生まれ、1892年6月9日没)は、幕末から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、「最後の浮世絵師」とも称されます。彼の作品は多岐にわたり、歴史画、美人画、風俗画、さらには怪奇的な題材を扱ったものまで、多彩なジャンルに及びま 「橋本屋白糸之話」は、芳年が手掛けた「新撰東錦絵」シリーズの一つです。 「新撰東錦絵(しんせんあずまにしきえ)」は、明治時代の浮世絵師・月岡芳年(つきおか よしとし)によって制作された錦絵シリーズです。このシリーズは、歴史的な事件や人物、伝説、文学作品など、多岐にわたる題材を取り上げており、芳年の卓越した画力と物語性が際立っています。 「橋本屋白糸之話」は新宿の遊郭・橋本屋の遊女である白糸にまつわる物語を描いています。武士・鈴木主水が白糸に心を奪われ、職務を怠るようになったため、彼の妻が男装して白糸に会いに行く場面が描かれています。 「於富与三郎話」は歌舞伎演目「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の一場面で、与三郎とお富の劇的な再会を描いています。与三郎が手拭いを被り、傷を負った姿でお富の前に現れる情景が印象的です。 「太田道灌初テ歌道ニ志ス図」は室町時代の武将・太田道灌が、雨宿りの際に農家の娘から山吹の花を差し出され、その意味を理解できなかったことをきっかけに和歌の道を志すようになった逸話を描いています。 「生嶋新五郎之話」は江戸時代の歌舞伎役者・生嶋新五郎に関する物語を描いた作品です。詳細な内容は資料によって異なりますが、彼の恋愛や事件にまつわる逸話が描かれているとされています。 「神明相撲闘争之図」は神明相撲における力士たちの激しい闘争を描いた作品で、相撲の迫力や観客の熱気が伝わってきます。 「新撰東錦絵」シリーズは、明治時代の社会や文化、歴史的背景を理解する上で非常に貴重な資料となっています。往時の資料となる錦絵(版画)は買取対象となります。月岡芳年の作品は、伝統的な浮世絵の技法を継承しつつ、西洋画の影響も取り入れた独自の画風が特徴であり、近代日本の美術史において重要な位置を占めています。 これらの作品は、東京都立図書館、慶應義塾大学メディアセンター、早稲田大学演劇博物館などのデジタルアーカイブで閲覧することが可能です。これらの機関では、月岡芳年の他の作品も多数所蔵されており、彼の画業をより深く知ることができます。 この画像の作品は、内藤新宿(現在の新宿)の遊郭・橋本屋の遊女である白糸にまつわる物語を描いています。具体的には、鈴木主水という武士が白糸に心を奪われ、職務を怠るようになったため、彼の妻が男装して白糸に会いに行く場面が描かれておりこういったモチーフの錦絵(浮世絵)は買取対象となります この錦絵では、黒い頭巾を被った女性が男装して遊郭に潜入する様子が描かれており、彼女の夫を取り戻すための策が視覚的に表現されています。 月岡芳年の作品は、明治時代の風俗や人々の感情を巧みに描写しており、当時の社会背景や文化を理解する上で貴重な資料となっています。特に「橋本屋白糸之話」は、男女間の情愛や嫉妬、策略といった人間ドラマを浮世絵として鮮やかに描き出しており、錦絵として完成度も高く高価買取が望めます。芳年の卓越した描写力と物語性が感じられる作品です。 なお、この作品は東京都立図書館や早稲田大学の演劇博物館デジタルアーカイブなどで閲覧することが可能です。これらの機関では、芳年の他の作品も多数所蔵されており、彼の画業をより深く知ることができます。 以上が、月岡芳年の「橋本屋白糸之話」についての概要となります。この作品を通じて、明治時代の浮世絵の魅力や、芳年の独自の視点を感じ取っていただければ幸いです。 このたびは貴重な錦絵を買取させていただき有難うございました。 東京都三鷹市は井口、井の頭、大沢、上連雀、北野、下連雀、新川、深大寺、中原、野崎、牟礼などにお住まいの方には出張買取致します。 銀座古美術「すみのあと」では錦絵、浮世絵、版画の買取りを強化しております。 またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。 また今回の錦絵ような浮世絵のほか、骨董品、掛け軸、香道具、中国書画・仏教美術・工芸品、戦前絵葉書、瓢箪、朝鮮、韓国美術、古写真、煎茶道具、絵画など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。 お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。 もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。 お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。 訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。 また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。 宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。 創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです ↓ 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属) ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033 京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 【長野営業所】〒398-0003 長野県大町市社6886-2 ※長野営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9時~20時(電話受付のみ。店舗営業時間は異なります) ■定休日 水曜・木曜 ※店頭買取(11時~16時)は毎月 第1・2日曜日のみ受付ております
銀座古美術「すみのあと」では錦絵、浮世絵、版画の買取りを強化しております。 またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。 また今回の錦絵ような浮世絵のほか、骨董品、掛け軸、香道具、中国書画・仏教美術・工芸品、戦前絵葉書、瓢箪、朝鮮、韓国美術、古写真、煎茶道具、絵画など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。 お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。 もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。 お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。 訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。 また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。 宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。 創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです ↓ 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属) ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033 京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 【長野営業所】〒398-0003 長野県大町市社6886-2 ※長野営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9時~20時(電話受付のみ。店舗営業時間は異なります) ■定休日 水曜・木曜 ※店頭買取(11時~16時)は毎月 第1・2日曜日のみ受付ております
店主からのコメント
平素よりお世話になっております。創業40年、銀座すみのあとです。
東京都三鷹市より錦絵(浮世絵)の買取のご案内です。
画像の錦絵は月岡芳年による「橋本屋白糸之話」の図です。
月岡芳年(1839年4月30日生まれ、1892年6月9日没)は、幕末から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、「最後の浮世絵師」とも称されます。彼の作品は多岐にわたり、歴史画、美人画、風俗画、さらには怪奇的な題材を扱ったものまで、多彩なジャンルに及びま
「橋本屋白糸之話」は、芳年が手掛けた「新撰東錦絵」シリーズの一つです。
「新撰東錦絵(しんせんあずまにしきえ)」は、明治時代の浮世絵師・月岡芳年(つきおか よしとし)によって制作された錦絵シリーズです。このシリーズは、歴史的な事件や人物、伝説、文学作品など、多岐にわたる題材を取り上げており、芳年の卓越した画力と物語性が際立っています。
「橋本屋白糸之話」は新宿の遊郭・橋本屋の遊女である白糸にまつわる物語を描いています。武士・鈴木主水が白糸に心を奪われ、職務を怠るようになったため、彼の妻が男装して白糸に会いに行く場面が描かれています。
「於富与三郎話」は歌舞伎演目「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の一場面で、与三郎とお富の劇的な再会を描いています。与三郎が手拭いを被り、傷を負った姿でお富の前に現れる情景が印象的です。
「太田道灌初テ歌道ニ志ス図」は室町時代の武将・太田道灌が、雨宿りの際に農家の娘から山吹の花を差し出され、その意味を理解できなかったことをきっかけに和歌の道を志すようになった逸話を描いています。
「生嶋新五郎之話」は江戸時代の歌舞伎役者・生嶋新五郎に関する物語を描いた作品です。詳細な内容は資料によって異なりますが、彼の恋愛や事件にまつわる逸話が描かれているとされています。
「神明相撲闘争之図」は神明相撲における力士たちの激しい闘争を描いた作品で、相撲の迫力や観客の熱気が伝わってきます。
「新撰東錦絵」シリーズは、明治時代の社会や文化、歴史的背景を理解する上で非常に貴重な資料となっています。往時の資料となる錦絵(版画)は買取対象となります。月岡芳年の作品は、伝統的な浮世絵の技法を継承しつつ、西洋画の影響も取り入れた独自の画風が特徴であり、近代日本の美術史において重要な位置を占めています。
これらの作品は、東京都立図書館、慶應義塾大学メディアセンター、早稲田大学演劇博物館などのデジタルアーカイブで閲覧することが可能です。これらの機関では、月岡芳年の他の作品も多数所蔵されており、彼の画業をより深く知ることができます。
この画像の作品は、内藤新宿(現在の新宿)の遊郭・橋本屋の遊女である白糸にまつわる物語を描いています。具体的には、鈴木主水という武士が白糸に心を奪われ、職務を怠るようになったため、彼の妻が男装して白糸に会いに行く場面が描かれておりこういったモチーフの錦絵(浮世絵)は買取対象となります
この錦絵では、黒い頭巾を被った女性が男装して遊郭に潜入する様子が描かれており、彼女の夫を取り戻すための策が視覚的に表現されています。
月岡芳年の作品は、明治時代の風俗や人々の感情を巧みに描写しており、当時の社会背景や文化を理解する上で貴重な資料となっています。特に「橋本屋白糸之話」は、男女間の情愛や嫉妬、策略といった人間ドラマを浮世絵として鮮やかに描き出しており、錦絵として完成度も高く高価買取が望めます。芳年の卓越した描写力と物語性が感じられる作品です。
なお、この作品は東京都立図書館や早稲田大学の演劇博物館デジタルアーカイブなどで閲覧することが可能です。これらの機関では、芳年の他の作品も多数所蔵されており、彼の画業をより深く知ることができます。
以上が、月岡芳年の「橋本屋白糸之話」についての概要となります。この作品を通じて、明治時代の浮世絵の魅力や、芳年の独自の視点を感じ取っていただければ幸いです。
東京都三鷹市は井口、井の頭、大沢、上連雀、北野、下連雀、新川、深大寺、中原、野崎、牟礼などにお住まいの方には出張買取致します。