明治時代までは、和紙と木版画で生産されていたのですが、明治時代以降は洋紙を使用して生産されていました。洋紙は繊維が短く、経年劣化が著しく、厳重な環境で管理されているものでも300年ほど前の本は脆いものが多くあります。逆に和紙で作られた和本は洋紙と比べると上部で、300年前の本でも古本屋の店頭に置いて売られています。和紙は繊維が長く、天然素材で作られているので、とても丈夫です。

「和本」「唐本」「韓本」の3種類があります。

和本…和紙を用いた本で表紙が少しかたくなっています。

唐本… 唐紙を用いた本で、和本に比べてやや縦長になっているのが特徴です。

韓本…朝鮮半島で刊行された古い本です。

上記以外にも本のかたちになっていないものでも歴史歴に価値が高いものが存在します。

古典籍や巻物などがそれにあたります。

これらの品物が家に眠っている方は、まずはお問い合わせください。

有名な作家による作品が高額買取の対象となります。

以下の作家は高額買取の可能性が高い作家です。

▼代表的な作家

・井原西鶴

・十返舎一九

・北尾政演(山東京伝)
・菱川師宣

・司馬江漢

・蔦屋重三郎
・平賀源内

・曲亭馬琴

・柳亭種彦
・大田南畝

・上田秋成

文章だけのものよりも、絵が描かれている和本の方が、人気があります。その背景には、日本語がよめない欧米人などが絵を鑑賞するものとして人気があるからです。高額買取される和本のほとんどが、挿絵が多いもので、都名所図会や摂津名所図会などのはその土地の名所などが描かれており、当時の様子がわかる品が多いです。

▼和本で代表的な絵師

・菱川師宣

・鳥居清長
・北尾重政

・東洲斎写楽

・歌川豊国
・葛飾北斎

・渓斎英泉

・歌川国芳
・歌川広重

・月岡芳年

・河鍋暁斎
・小林清親

・川瀬巴水

・橋本五葉

挿絵が多く入った和書をお持ちの方は、銀座古美術すみのあとまでご相談ください。

思わぬ値段がつく可能性があります。

通常の骨董品と同じく、以下のポイントが高額買取のポイントとなります。

・保存状態がよく、破れやシミ・日焼けなどが少ないもの

・箱がある

・作者がわかるもの

・来歴が明確なもの

ご自宅に眠っている朝鮮美術のお品物がありましたら、銀座古美術すみのあとにご相談ください。

適切な価格でお取引させていただきます。