深谷市
三郷市
川島町
さいたま市
上尾市
蓮田市
吉見町
川越市
草加市
坂戸市
鳩山町
熊谷市
越谷市
幸手市
ときがわ町
川口市
蕨市
鶴ヶ島市
横瀬町
行田市
戸田市
日高市
皆野町
秩父市
入間市
吉川市
長瀞町
所沢市
朝霞市
ふじみ野市
小鹿野町
飯能市
志木市
白岡市
東秩父村
加須市
和光市
伊奈町
美里町
本庄市
新座市
三芳町
神川町
東松山市
桶川市
毛呂山町
上里町
春日部市
久喜市
越生町
寄居町
狭山市
北本市
滑川町
宮代町
羽生市
八潮市
嵐山町
杉戸町
鴻巣市
富士見市
小川町
松伏町
店主からのコメント
平素よりお世話になっております。銀座で創業40年古美術すみのあとです。
東京都杉並区より萩焼の急須の買取のご案内です。
画像の急須は萩焼になります。
日本には長い陶芸の歴史がございますが、その中でも「萩焼(はぎやき)」は、やわらかな土味と素朴で温かみのある風合いで、多くの茶人や陶芸愛好家に親しまれてまいりました。特に萩焼の急須は、その独特の風合いや使い込むほどに味わいを深める性質から、日常使いはもちろん、贈り物やコレクションとしても高く評価されております。本稿では、萩焼の急須の魅力について、その歴史、特徴、実用性、美しさ、そして買取対象となる急須、市場価値などの観点から詳しくご紹介いたします。
萩焼は、山口県萩市を中心に生産される陶器で、約400年以上の歴史を有しております。慶長9年(1604年)、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して日本に連れ帰られた朝鮮の陶工・李勺光(りしゃくこう)らによって始められました。毛利輝元が彼らに窯を築かせたことが萩焼の起源とされております。当時の萩焼は高価買取が望めます。
萩焼は古くから茶の湯の世界で重用され、「一楽二萩三唐津」とも称されるほどの高評価を受けてまいりました。これは、茶道における器の格付けのような言葉で、楽焼、萩焼、唐津焼が特に茶の湯にふさわしいとされたものです。
萩焼の最大の特徴は、やわらかな風合いと乳白色の釉薬にございます。急須においてもその特徴は顕著で、淡いベージュ、薄桃色、灰青色など、温かみのある色調が目を惹きます。さらに、釉薬が溶けて流れた跡や、窯変による不規則な模様も、ひとつとして同じものがない唯一無二の美しさを生み出します。模様の珍しい急須は買取対象となる場合があります。
萩焼の急須は「萩の七化け」と呼ばれるほど、使い込むほどに風合いが変化していく性質を持っております。これは、陶土が多孔質であることから、水分や茶の成分を少しずつ吸収し、それが器の内部から外側へとにじみ出し、年月を経て表面の色合いや質感に深みを与えるためです。この経年変化は、愛用者にとって育てる喜びを感じさせてくれます。
萩焼の急須は手作業で成形されることが多く、どこか温もりを感じる手触りがございます。また、急須の持ち手や蓋のつまみ、注ぎ口などのディテールにおいても、使いやすさと美しさが両立されています。手に取ったときの軽さとバランスの良さは、日々の茶の時間に安らぎをもたらします。
萩焼の急須は、その美しさだけでなく、機能性の面でも優れている点が多くございます。まずは保湿性です、萩焼は陶器であるため、磁器と比べて熱が逃げにくく、お茶を適温で保つ効果が期待されます。これは特に玉露や上質な煎茶など、温度管理が重要なお茶にとって非常に有用でございます。形状もよく、多くの萩焼の急須は胴が広めに設計されており、茶葉がゆったりと開くスペースが確保されています。そのため、茶葉の香りや旨味が十分に引き出され、まろやかで奥行きのある味わいを楽しむことができます。
内側には細かな茶漉しがついているタイプも多く、目詰まりしにくく、洗いやすい構造になっているものも見受けられます。ただし、萩焼は吸水性があるため、使用後はしっかり乾燥させることが重要です。これを丁寧に行えば、長く清潔に保つことが可能です
萩焼の急須は、登り窯や電気窯で焼成され、その過程で生まれる自然な釉薬の流れや焼きムラが芸術的な景色をつくり出します。特に伝統的な「白萩」や「鬼萩」といったスタイルは、見る者に強い印象を与える美しさを誇ります。伝統的な形状の急須は買取が望めます。
現代においては、萩焼の名工や人間国宝級の陶芸家による急須も存在し、それらは芸術作品としての価値も有しております。作者の個性が色濃く反映された急須は、実用と鑑賞を兼ねた逸品として評価され、高額で取引されることもございます。
萩焼の急須は、単なる茶器としての実用性を超えて、贈答品やコレクションアイテムとしての価値も高まっております。特に以下のような点が挙げられます。
茶道具としての品格がある
経年変化を楽しめる育てる器である
国内外問わず「日本の美」を象徴する器として人気がある
桐箱付きや共箱があると、より付加価値が高まる
こうした要素が相まって、贈り物としても大変喜ばれる品となっております。
近年では、和モダンなインテリアとの調和や、健康志向による日本茶ブームの高まりにより、萩焼の急須への関心が国内外で増しております。オンラインショップや展示会、クラフトフェアでも萩焼急須を取り扱う専門店が増えており、若い世代のファンも広がりつつあります。
また、伝統的な技法を守りながらも、現代的な感性を取り入れたデザインの急須も登場しており、使う人のライフスタイルや趣向に合わせた選択肢が増えております。
萩焼の急須は、その長い歴史と伝統に裏打ちされた技術、美しさ、使いやすさ、そして使うほどに育つ器としての魅力を兼ね備えております。日々の茶の時間に寄り添い、心を和ませてくれる存在として、多くの方々に愛され続けております。もし、手に取る機会がございましたら、ぜひその風合いとぬくもりを実感していただければ幸いでございます。
この度は貴重な急須を買取りさせていただきありがとうございました。
東京都杉並区は阿佐谷北、阿佐ヶ谷南、天沼、井草、和泉、今川、梅里、永福、大宮、荻窪、上井草、上荻、上高井戸、久我山、高円寺北、高円寺南、清水、下井草、下高井戸、松庵、善福寺、高井戸西、高井戸東、成田西、成田東、西荻南、浜田山、方南、堀之内、本天沼、松の木、南荻窪、宮前、桃井、和田などにお住まいの方には出張買取致します。
銀座古美術「すみのあと」では急須の買取りを強化しております。
またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。LINEなどweb査定も無料で行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。
また骨董品、掛け軸、錦絵、浮世絵、中国書画、仏教美術、工芸品、戦前絵葉書、瓢箪、煎茶道具など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。
業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。
お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。
もちろん、ご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。
品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。
今回は東京都品川区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。
お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。
訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。
また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。
宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。
創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです
↓
骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取
東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属)
■電話
0120-410-314
■住所
【銀座本店】〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F
【京都営業所】〒612-0033 京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。
【長野営業所】〒398-0003 長野県大町市社6886-2 ※長野営業所は出張買取のみとなります。
■営業時間
9時~20時(電話受付のみ。店舗営業時間は異なります)
■定休日
水曜・木曜
※店頭買取(11時~16時)は毎月 第1・2日曜日のみ受付ております