2023.01.27 骨董品韓国・朝鮮美術 東京都練馬区 李朝 染付鳳凰文壺 19世紀 朝鮮韓国美術 高額買取|東京都練馬区 買取金額 300,000円(税込) 買取品目 韓国・朝鮮美術 住 所 東京都練馬区 買取方法 出張買取 店主からのコメント 19世紀に造られた韓国製の染付鳳凰文壺(そめつけほうおうもんつぼ)のご紹介です。 今回、買取に伺った東京都練馬区は、親族に呼ばれるなどして、転居されてきた方からご依頼を受けることが多く、よくお問い合わせをいただく地域のひとつです。 江戸時代の練馬は、ダイコン、ゴボウ、イモなどを江戸市中に供給する一大近郊農村として発展していました。 今ではほとんど暗きょとなっている千川上水は、徳川幕府によって元禄9年(1696年)に開発されたもので、当時の練馬の農業にとって貴重な水資源となっていました。 現在の練馬区は緑の多い閑静な住宅街で、治安もよく、住みやすい地域と言われています。 子供に人気のアスレチックがある大泉中央公園や、小さな子供の安心して遊ぶことができる練馬区立こどもの森などがあり、のどかで穏やかな空気が流れています。 今回買取をさせていただいたのは、19世紀ごろ、李朝の染付鳳凰文壺(そめつけほうおうもんつぼ)です。 李朝とは、李氏朝鮮の略称で、高麗の次の王朝にあたり、14世紀末から20世紀初めまで続いた朝鮮の歴史における最後の統一王朝です。朝鮮王朝とも呼ばれています。 前の王朝の仏教に代わって、儒教が国教として採用されたこともあり、美術も大きく変化したと言われています。 李朝の陶芸品は、日本では茶道の盛行とともに「高麗茶碗」として珍重されました。 今回ご紹介する染付鳳凰文壺(そめつけほうおうもんつぼ)も李朝の時代に造られた貴重なお品です。 染付とは、陶磁器の装飾技法のひとつで、白地に青い色の絵や模様が描かれている器のことです。白磁にコバルトなどで絵付けして透明釉をかけて焼成することによって青く発色させます。この壺では、青藍(せいらん)色の顔料である呉須(ごす)を使用して描かれています。 染付は古くから使われてきた技法で、発祥した正確な時期は不明ですが、インドネシアの沈没船や、河南省の窯から発見された陶磁器などから、すでに9世紀には、染付の原型となる陶磁器が作られていたと考えられています。 李朝時代の陶芸は、染付の他にも、鉄砂(てっしゃ)や辰砂(しんしゃ)といった有色染料による装飾が有名です。 そんな染付の技法で鳳凰が描かれた今回のお品。 鳳凰は不老長寿の象徴とされ、おめでたさを表す吉祥文様です。世界的にも大変人気の高いモチーフです。日本では、一万円札の裏に描かれている、平等院鳳凰堂が有名です。 高額買取のポイントとしては、やはり絵柄と形です。 ドラゴン(龍)やフェニックス、鳳凰など、豪快な絵付けのお品は人気が高いです。 形は、丸みをおびた(はっている)ものが人気が高く、細長いものよりも高値が付くことが多いです。 お手元に古い染付壺をお持ちの方は、どんな形・絵柄なのか確認してみてくださいね。 ほかにも、通常の骨董品と同じく、保存状態が良い、金などの高価な素材が使われている、箱がある、作者がわかる、来歴が明確などのお品は高値が付きやすくなります。 欠けやヒビなどがなく、きれいな状態であればあるほど、高値が付く可能性は高くなりますが、もし、壺に汚れや傷などを見つけても、ご自分で修復などをしようとしないで、そのまま当店までお持ちください。 修復することで、価値が下がってしまうことがありますので、十分にご注意ください。もし分からないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。 今回の李朝、19世紀ごとの染付鳳凰文壺は、丁寧に鑑定させていただいた結果、買取価格は30万円でした。 丸みを帯びた形とダイナミックな鳳凰の絵柄に状態のよさも加わり、高額買取となりました。適正な金額で買取をさせていただけたと思います。 価格について、お客様へもしっかりとご説明をさせていただき、ご満足いただけました。 銀座古美術すみのあとでは、日本の伝統工芸品のほか、中国書画・中国美術など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 お客様の大切なお品物を業界実績40年の確かな鑑定眼で査定させていただきます。 作品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけています。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 都内や関東だけでなく、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、まずは一度ご相談ください。 今回の染付鳳凰文壺のような古い朝鮮・韓国美術の買取も強化しております。 遺品整理などで、お品の価値が分からないという場合などでも、丁寧に査定を行い、適正価格をご提示させていただきますので、ご安心ください。 ご自宅に朝鮮・韓国美術の絵画や彫刻、工芸品などが眠っているという方は、古美術すみのあとまで、まずはお気軽にお問い合わせください。 創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです ↓ 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属) ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9:00~20:00 ■定休日 水曜・木曜 ※店頭買取は毎月 第1・3日曜日のみ受付ています。(完全予約制)
店主からのコメント
19世紀に造られた韓国製の染付鳳凰文壺(そめつけほうおうもんつぼ)のご紹介です。
今回、買取に伺った東京都練馬区は、親族に呼ばれるなどして、転居されてきた方からご依頼を受けることが多く、よくお問い合わせをいただく地域のひとつです。
江戸時代の練馬は、ダイコン、ゴボウ、イモなどを江戸市中に供給する一大近郊農村として発展していました。
今ではほとんど暗きょとなっている千川上水は、徳川幕府によって元禄9年(1696年)に開発されたもので、当時の練馬の農業にとって貴重な水資源となっていました。
現在の練馬区は緑の多い閑静な住宅街で、治安もよく、住みやすい地域と言われています。
子供に人気のアスレチックがある大泉中央公園や、小さな子供の安心して遊ぶことができる練馬区立こどもの森などがあり、のどかで穏やかな空気が流れています。
今回買取をさせていただいたのは、19世紀ごろ、李朝の染付鳳凰文壺(そめつけほうおうもんつぼ)です。
李朝とは、李氏朝鮮の略称で、高麗の次の王朝にあたり、14世紀末から20世紀初めまで続いた朝鮮の歴史における最後の統一王朝です。朝鮮王朝とも呼ばれています。
前の王朝の仏教に代わって、儒教が国教として採用されたこともあり、美術も大きく変化したと言われています。
李朝の陶芸品は、日本では茶道の盛行とともに「高麗茶碗」として珍重されました。
今回ご紹介する染付鳳凰文壺(そめつけほうおうもんつぼ)も李朝の時代に造られた貴重なお品です。
染付とは、陶磁器の装飾技法のひとつで、白地に青い色の絵や模様が描かれている器のことです。白磁にコバルトなどで絵付けして透明釉をかけて焼成することによって青く発色させます。この壺では、青藍(せいらん)色の顔料である呉須(ごす)を使用して描かれています。
染付は古くから使われてきた技法で、発祥した正確な時期は不明ですが、インドネシアの沈没船や、河南省の窯から発見された陶磁器などから、すでに9世紀には、染付の原型となる陶磁器が作られていたと考えられています。
李朝時代の陶芸は、染付の他にも、鉄砂(てっしゃ)や辰砂(しんしゃ)といった有色染料による装飾が有名です。
そんな染付の技法で鳳凰が描かれた今回のお品。
鳳凰は不老長寿の象徴とされ、おめでたさを表す吉祥文様です。世界的にも大変人気の高いモチーフです。日本では、一万円札の裏に描かれている、平等院鳳凰堂が有名です。
高額買取のポイントとしては、やはり絵柄と形です。
ドラゴン(龍)やフェニックス、鳳凰など、豪快な絵付けのお品は人気が高いです。
形は、丸みをおびた(はっている)ものが人気が高く、細長いものよりも高値が付くことが多いです。
お手元に古い染付壺をお持ちの方は、どんな形・絵柄なのか確認してみてくださいね。
ほかにも、通常の骨董品と同じく、保存状態が良い、金などの高価な素材が使われている、箱がある、作者がわかる、来歴が明確などのお品は高値が付きやすくなります。
欠けやヒビなどがなく、きれいな状態であればあるほど、高値が付く可能性は高くなりますが、もし、壺に汚れや傷などを見つけても、ご自分で修復などをしようとしないで、そのまま当店までお持ちください。
修復することで、価値が下がってしまうことがありますので、十分にご注意ください。もし分からないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今回の李朝、19世紀ごとの染付鳳凰文壺は、丁寧に鑑定させていただいた結果、買取価格は30万円でした。
丸みを帯びた形とダイナミックな鳳凰の絵柄に状態のよさも加わり、高額買取となりました。適正な金額で買取をさせていただけたと思います。
価格について、お客様へもしっかりとご説明をさせていただき、ご満足いただけました。
銀座古美術すみのあとでは、日本の伝統工芸品のほか、中国書画・中国美術など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。
お客様の大切なお品物を業界実績40年の確かな鑑定眼で査定させていただきます。
作品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけています。
品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。
都内や関東だけでなく、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、まずは一度ご相談ください。
今回の染付鳳凰文壺のような古い朝鮮・韓国美術の買取も強化しております。
遺品整理などで、お品の価値が分からないという場合などでも、丁寧に査定を行い、適正価格をご提示させていただきますので、ご安心ください。
ご自宅に朝鮮・韓国美術の絵画や彫刻、工芸品などが眠っているという方は、古美術すみのあとまで、まずはお気軽にお問い合わせください。
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