• 20年以上前に日本や中国で購入した中国美術は特に高価な価格で売約できる可能性があります。

• その背景としては、中国の経済の発展とともに中国富裕層が他国に自国の美術品を求めて買い付けに来る、いわゆる「買戻ブーム」があり、約20年ほど前から中国美術の価値が高騰しています。

作者のサインとして、落款印と呼ばれる印が入っている作品が多く存在します。

中国では落款印そのものに美術品としての価値があるとされており、掛け軸にたくさんの印が捺されています。また、作者だけでなく所有者の落款印を捺すこととなっており、過去に誰が所有していたかを示すものでもあります。落款印の数だけ、所有者が存在していたということになります。落款印が著名なコレクターだと、買取金額が高額になります。

一般的な骨董品同様、コンディションがよいことや、来歴がわかる資料や箱があると高額買取のポイントとなります。

しかし、状態が悪くてもご自身で修復などせずにお持ちください。手を加えることで、逆に価値が下がる可能性がございます。必ず、触らずにそのままの状態で査定させてください。

古美術すみのあとでは中国美術の査定、買取を強化しております。ご自宅に眠っている価値のわからない中国美術のお品物がありましたらお気軽にご相談ください。