- 煎茶道具
- 東京都文京区
煎茶盆の買取(煎茶道具) 文京区
買取金額
5,000円(税込)
急須・煎茶碗・湯冷・茶托・泡瓶・水注・涼炉・ボーフラ・煎茶盆・茶櫃・器局の煎茶道具買取ならお任せください
あまり知られていませんが、茶道には「抹茶道」と「煎茶道」の2種類存在しています。 一般的に広く知られているのは「抹茶道」でが、「煎茶道」も伝統的な茶道です。煎茶道具は茶道具と違い様々な流派があるジャンルです。
有名作家による道具は価値がある物が多くありますが、他にも芸術性が高い煎茶道具は美術品として高価買取が期待できます。
古美術すみのあとでは、創業40年かけて培った煎茶道具の知識のある店主が丁寧に査定させていただきます。ご自宅に眠っている価値のわからない煎茶道具がございましたらお気軽にご相談下さい。
以下のような状態のものが高く買い取れる可能性があります。
・ヒビや割れなどがなく、状態が良いもの
・保存状態が良いもの
・作家の作品
・箱などの付属品が揃っている
・来歴がわかるもの
・急須・煎茶碗・湯冷などセットで揃っている
・花押がついている物
中国宋時代に禅の精神と結びつき、茶道が確立したのに対し、中国明代に葉茶を使った飲用法は、老荘思想の無為自然の境地を理想とする煎茶道を形成しました。
日本には中国明の僧・隠元 隆琦によって伝えられたと言われています。 江戸中期になると、売茶翁が上流階級に限らず、庶民に「お茶」を広めました。 黄檗宗の僧だった売茶翁は1735年に京都東山に「通仙亭」を始めました。この「通仙亭」は日本初の喫茶店と言われています。
江戸時代末期から明治にかけて煎茶道は盛り上がりを見せましたが、明治維新による文明開化の流れにより、低迷していまいます。その後、茶復興により、現在にも引き継がれ多くの流派が存在しています。
煎茶道具は同じ道具でも、各流派で呼び名が異なることがあります。
【急須】
一般的に使われている急須です。茶葉を淹れて茶碗に注ぐための道具です。
【煎茶碗】
小振りな茶碗です。茶の色がわかるように内側が白色のもの、磁器製のものが多いです。
【湯冷】
玉露を淹れる際、湯を適温まで冷ますために使用されます。
【茶托】
茶碗の下に敷く器です。 銀製、錫製、銅製、木製など様々な材質が使用され、形状も多種にわたります。 泡瓶(ほうひん) 急須の一種ですが、持ち手がありません。玉露を淹れる際に使用します。
【水注】
水を入れておくための器です。茶碗、湯冷の洗浄や急須の補給用などに用いられます。
【涼炉】
湯を沸かすための道具です。
【 ボーフラ 】
やかんにように、湯を沸かすための急須に似た計上の器です。
【煎茶盆】
煎茶碗や茶托などをのせる盆です。 手前の種類に応じて盆の種類が変わります。材質は木製や金属製、形状は丸盆、四方盆など様々あります。
【櫃】
道具一式を入れておくための入れ物です。木製や漆塗のものがあります。
【器局】
煎茶道具を入れておくための箱です。茶席の室内で使用されます。「局」には「部屋」という意味があります。
【その他】
茶具褥(さぐじょく)、火炉(かろ)、烏府(うふ)/炭斗、火斗(かと)/十能(じゅうのう)、炉扇(ろせん)、羽箒(はぼうき)、火箸(ひばし)、炉屏(ろびょう)、罐座(かんざ)/瓶敷(びんしき)、洗瓶(せんびん)、滓盂(しう)、建水(けんすい)、茶心壷(ちゃしんこ)/茶入/茶壷、袱紗(ふくさ)、茶巾入、巾盒(きんごう)、瓶床(びんしょう)/急須台、碗筒(わんとう)、茶則、茶盤、茶具台、長板、箋、棚など
小振りな茶碗で茗碗(みょうわん)、茶盃(ちゃはい)など幾つかの名称があります。
茶碗の大きさがより小さいものが玉露用、それより大きいものが煎茶用と言われています。
技法は染付のもの色絵のものなどあり、その場合文様が施されています。これらは好まれてもいましたが、特に染付は一時期景徳鎮窯(けいとくちんよう・中国の窯)の古染付に価値があるとされていました。
内側は茶の色を楽しめるように白色が多いのが特徴です。 染付の色絵のものなどがあり、様々な模様が描かれています。
煎茶碗は、客人が茶を飲むために直接手に触れる唯一の道具なので、視覚や味覚を提供するという大きな役割を担っています。
買取の際、ご本人様が確認できる書類のご準備をお願いします。
下記いずれか1つご用意いただければ大丈夫です。