2023.07.18 中国美術骨董品 横浜市港北区 海鼠釉(なまこゆう)花瓶の買取 葛明祥(かつめいしょう)|横浜市港北区 買取品目 骨董品 住 所 横浜市港北区 買取方法 出張買取 店主からのコメント 今回は、横浜市港北区にて、葛明祥(かつめいしょう)造の海鼠釉(なまこゆう)の花瓶の買取に伺いました。 横浜市港北区は、横浜市の北東部に位置する区です。昭和14年4月戸塚区と同時に誕生しました。 当時の港北区は、現在の港北区、緑区、青葉区、都筑区をあわせた区域で、人口は約5万人あまりでしたが、現在では4区を合わせた人口は100万人を超えています。港北区だけでも約36万人となっており、日本の政令指定都市の行政区の中で最も多い人口となっています。 多くの人が集まることから、ショッピングモールなどのほか、横浜アリーナや、新横浜ラーメン博物館などがあり、賑わいを見せています。 戦後に都市開発が進められた地域であり、新興住宅地がひろがっています。都内へ通勤する人も多く見られ、ベッドタウンとしての一面も合わせもっています。 また、地方から息子夫婦と暮らすために引越して来るご高齢夫婦もたくさんいらっしゃる地域であり、骨董品の買取のご相談をいただくこともあります。 そんな横浜区港北区で、今回買取させていただいた花瓶は、葛明祥(かつめいしょう)造の海鼠釉(なまこゆう)のお品でした。 海鼠釉とは、焼物の釉薬(ゆうやく)のひとつです。文字通り海鼠(なまこ)に似ていることから名づけられました。藍紫色に白い斑点などが海鼠に似ているとされており、他にも青・赤・白・黒などの色調のものもあります。 オパール現象(向きを変えた時に色彩が変化してみえる光学現象のこと)によって青白い美しい色彩が見られることから、大変人気が高く、食器や花瓶、美術品など、さまざまな用途の作品が作られています。 海鼠釉(なまこゆう)は、もともと中国から伝来したもので、始まりは宋・元時代の鈞窯(きんよう)にまでさかのぼります。鈞窯とは、今の河南省禹県にあった中国の宋・元時代の名窯のひとつです。 やがて日本に伝来し、その美しさから、美術陶磁によく施されました。信楽焼や高取焼でよく見られます。 中国の海鼠釉は、葛明祥(かつめいしょう)のものが有名です 今回のお品は、まさに葛明祥造のものでした。 葛明祥とは、清朝乾隆・嘉慶年間(1736年-1821年)頃に活躍していた、宜興窯(ぎこうよう)の陶工です。 親子三代でこの銘を使っていたとされていて、海鼠釉(なまこゆう)を得意としていました。 作品の多くは日本へ大量に輸出されたことから、日本には比較的多く存在しているお品ですが、逆に中国にはあまり残っていないという話もあります。 葛明祥の作品は基本的に花器が多く、市場で人気が高いのは、大きさのある花入れや壺などで、海鼠釉のものは特に人気です。 葛明祥の作品には「葛明祥造」と底などに印刻されているものが多いので、ご自宅にもしかしたら……と思うお品がある場合は、一度ご確認してみてください。 また、骨董品のなかでも、今でも使用可能なものは大変人気が高くなります。 そのため、傷や汚れがないものの方が高値が付きやすくなります。箱などの付属品があったり、来歴がわかるものがあれば、査定の際の加算対象となることもありますので、付属品も大切になさってください。 今回買取させていただいたお品は、花瓶として使用できる美しいお品です。また、高台に葛明祥と刻印もされていました。 丁寧に査定をさせていただき、ご納得いただいたうえで買取させていただきました。 銀座古美術すみのあとでは、今回の海鼠釉の花瓶のような中国美術のほか、中国書画・仏教美術・工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。 業界実績は40年にもなります。 培ってきた確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。 査定させていただいたお品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいています。 はじめて買取の相談をするとなると、警戒されていたり、不安を感じておられるお客様も多いかと思いますが、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。 もちろん、提示した金額にご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。 無料査定は1点から受け付けております。 品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。 今回は横浜市港北区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。 お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。 訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。 また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。 宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。 店頭買取をご希望の際は、急な休日等がありますのでご来店前に必ず電話、メールフォームよりご予約ください。 創業1985年!買い取り専門「銀座 古美術 すみのあと」はこちらです ↓ 骨董買取専門店 中国美術・中国書画の査定買取 東京美術倶楽部(桃李会 集芳会 桃椀会 所属) ■電話 0120-410-314 ■住所 【銀座本店】〒104-0061東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F 【京都営業所】〒612-0033京都市伏見区深草寺内町861-6 ※京都営業所は出張買取のみとなります。 ■営業時間 9:00~20:00 ■定休日 水曜・木曜 ※店頭買取は毎月 第1・3日曜日のみ受付ています。(完全予約制) すのでお気を付けください) ※店頭買取は毎月 第1・3日曜日のみ受付ています。(完全予約制)
店主からのコメント
今回は、横浜市港北区にて、葛明祥(かつめいしょう)造の海鼠釉(なまこゆう)の花瓶の買取に伺いました。
横浜市港北区は、横浜市の北東部に位置する区です。昭和14年4月戸塚区と同時に誕生しました。
当時の港北区は、現在の港北区、緑区、青葉区、都筑区をあわせた区域で、人口は約5万人あまりでしたが、現在では4区を合わせた人口は100万人を超えています。港北区だけでも約36万人となっており、日本の政令指定都市の行政区の中で最も多い人口となっています。
多くの人が集まることから、ショッピングモールなどのほか、横浜アリーナや、新横浜ラーメン博物館などがあり、賑わいを見せています。
戦後に都市開発が進められた地域であり、新興住宅地がひろがっています。都内へ通勤する人も多く見られ、ベッドタウンとしての一面も合わせもっています。
また、地方から息子夫婦と暮らすために引越して来るご高齢夫婦もたくさんいらっしゃる地域であり、骨董品の買取のご相談をいただくこともあります。
そんな横浜区港北区で、今回買取させていただいた花瓶は、葛明祥(かつめいしょう)造の海鼠釉(なまこゆう)のお品でした。
海鼠釉とは、焼物の釉薬(ゆうやく)のひとつです。文字通り海鼠(なまこ)に似ていることから名づけられました。藍紫色に白い斑点などが海鼠に似ているとされており、他にも青・赤・白・黒などの色調のものもあります。
オパール現象(向きを変えた時に色彩が変化してみえる光学現象のこと)によって青白い美しい色彩が見られることから、大変人気が高く、食器や花瓶、美術品など、さまざまな用途の作品が作られています。
海鼠釉(なまこゆう)は、もともと中国から伝来したもので、始まりは宋・元時代の鈞窯(きんよう)にまでさかのぼります。鈞窯とは、今の河南省禹県にあった中国の宋・元時代の名窯のひとつです。
やがて日本に伝来し、その美しさから、美術陶磁によく施されました。信楽焼や高取焼でよく見られます。
中国の海鼠釉は、葛明祥(かつめいしょう)のものが有名です
今回のお品は、まさに葛明祥造のものでした。
葛明祥とは、清朝乾隆・嘉慶年間(1736年-1821年)頃に活躍していた、宜興窯(ぎこうよう)の陶工です。
親子三代でこの銘を使っていたとされていて、海鼠釉(なまこゆう)を得意としていました。
作品の多くは日本へ大量に輸出されたことから、日本には比較的多く存在しているお品ですが、逆に中国にはあまり残っていないという話もあります。
葛明祥の作品は基本的に花器が多く、市場で人気が高いのは、大きさのある花入れや壺などで、海鼠釉のものは特に人気です。
葛明祥の作品には「葛明祥造」と底などに印刻されているものが多いので、ご自宅にもしかしたら……と思うお品がある場合は、一度ご確認してみてください。
また、骨董品のなかでも、今でも使用可能なものは大変人気が高くなります。
そのため、傷や汚れがないものの方が高値が付きやすくなります。箱などの付属品があったり、来歴がわかるものがあれば、査定の際の加算対象となることもありますので、付属品も大切になさってください。
今回買取させていただいたお品は、花瓶として使用できる美しいお品です。また、高台に葛明祥と刻印もされていました。
丁寧に査定をさせていただき、ご納得いただいたうえで買取させていただきました。
銀座古美術すみのあとでは、今回の海鼠釉の花瓶のような中国美術のほか、中国書画・仏教美術・工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。
業界実績は40年にもなります。
培ってきた確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。
査定させていただいたお品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいています。
はじめて買取の相談をするとなると、警戒されていたり、不安を感じておられるお客様も多いかと思いますが、「すみのあとに相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけていますので、安心してください。
もちろん、提示した金額にご納得頂けない場合は、売らなくても大丈夫です。
無料査定は1点から受け付けております。
品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、現地に訪問させていただくことも可能です。
今回は横浜市港北区での買取となりましたが、全国どこでも無料で出張買取をおこなっていますので、まずはお問い合わせください。
お電話にてヒアリングさせていただいた後、訪問日時を調整させていただきます。
訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。
また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。
宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。
店頭買取をご希望の際は、急な休日等がありますのでご来店前に必ず電話、メールフォームよりご予約ください。
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